身体に合った机とイスを使いましょう
勉強をしてる机の高さ、イスの高さは、お子さんに合っていますか?
机とイスが原因で身体が歪んでしまうこともあるので、要注意です!!
子どもの学習机やイスは、成長に合わせて高さの調節できるものを選びましょう。
最近、勉強をリビングテーブルで行う子どもが多いようですが、テーブルの高さは変えられないので、イスを工夫してみて下さい。
高いテーブルに合わせて高いイスにすると、足がぶらぶらするので、足載せのあるタイプにすると良いですね。
理想の姿勢
- イスに深く腰掛けて、背もたれに背を当てます。このとき、背中を曲げてもたれかかるのではなく、足と状態が90度になるようにします。
- 腕を机に乗せて、肘が90度になるように、イスの高さを調整します。
- 足は、自然に下ろした状態で足の裏全体が床につくか、足置きに乗るように。
- 机と身体の間に、こぶし1個ぐらいの隙間を空けます。
悪い姿勢
- イスに浅く腰掛け、背中を丸める…猫背になります。
- 高いイスで足をぶらぶらしている…姿勢が安定せず、身体に無理な力が入ってしまいます。
- 机とイスが離れている…自然と背中を丸めた前傾姿勢になります。そうすると、机と顔の距離が近くなり、目も疲れます。
- 机とイスが近すぎる…肩が上がってしまうため、肩こりの原因になります。
パソコンを使うときの注意
最近は、子どもの頃からパソコンを使うことが多くなりましたね。
デスクトップパソコンの場合は、モニターが顔の正面よりちょっと下に位置するように設定し、キーボードを肘が直角になるようにします。
ノートパソコンの場合は、角度を調整しましょう。
キーボードを打つときに、手首が下がってしまう場合は、手首の位置にタオルなどを挟みましょう。手首を上げた状態でキーボードを打っていると、手首や腕への負担から、肩周りの筋肉が緊張し、肩こりの原因になります。
マウスも、キーボードと同じように、無理のない位置で使いましょう。
適宜休憩、適宜運動
長時間勉強やパソコンをしていると、いくら姿勢が良くても疲れてしまいます。
適宜休憩を取って、ちょっと身体を動かしましょう。
家の中だったら、足踏みをしましょう。外に出れるようならば、手を振って早歩きの散歩をすると良いですね。