寝違え

寝違え

寝違えの主な原因

寝違えとは、寝ている間に筋に負担がかかり、急激に炎症を起こした状態です。

朝起きたら、首が痛くて回らない(>_<) ということありますよね。

首を動かすときちょっと痛い、という軽いものから、全く首が動かせず、振り向くときも身体ごと回さないといけないし上にも下にも向けない、といった重い症状まで様々です。

「ただ寝相が悪かっただけだから、ほおっておけば治る。」と思いがちですが、実は、いろいろな原因があるのです。

普通、寝ている間は身体の筋肉がほぐれているので、多少寝相が悪くても、寝違えたりしないのです。赤ちゃんがお母さんにおんぶや抱っこされながら、首をぐんにゃり曲げて寝ていても大丈夫ですよね?

それが、何かの理由で、寝ている間も筋肉が緊張していると、ちょっとした体勢のくずれで寝違えてしまうのです。

何度も繰り返す場合は、特に注意が必要です。むち打ち症や頚椎ヘルニアなどの病気が隠れていることもあります。

 

こなことありませんか?
  • 枕と身体が合っていない
  • 肩こりがある
  • ストレスがあり、常に身体が緊張している
  • 最近忙しくて疲れている
  • 身体が冷えている(冷え症)

最近の子どもは、大人と同じように、肩こりや疲労感を感じていることが多く、ただ寝相が悪いということだけが原因ではないのです。

寝違えてしまったら
もんだり、マッサージはダメ!

首が痛いと、ついつい痛いところをもんだりマッサージしたりしてしまいがちですが、寝違えは筋が炎症を起こしている状態ですので、絶対にやってはいけません!

首(頚椎)は、1番大事な所で頭(アトラス)を支えている場所です。炎症している所を繰り返し揉むと、そこを保護する為にさらに硬くなってかえって炎症が酷くなります!

 

とにかく、冷やす!

まずは、冷やして下さい。炎症を抑えるとともに、痛みも和らぎます。

湿布ではあまり効果がありませんので、氷や保冷剤を使いましょう。必ずタオルなどで包んで患部に当てます。ずっと当てているのではなく、3分ごとに数回に分けて冷やすと効果的です。

痛みがひどい場合や、何度も繰り返す場合は、寝違い以外も考えられますので、病院へ行きましょう。

当院の療法

寝違えは、ただ寝相が悪いというだけでなく、何らかの理由で、寝ている間も身体が緊張していることが原因です。

肩が凝って首筋が硬くなっていたり、血流が悪く身体が冷えていることも原因ですので、全身のバランスを整えることが大切です。

身体のバランスを整えていくと、身体の一部に不自然にかかっていた負担が減り、肩こりや首のハリが緩和されます。また、全身の血流も良くなるので、冷え性も改善されます。

体調が良くなってくると、重く感じていたストレスにも前向きに対応できるようになっていきます。

結果的に、夜ぐっすりと眠れるようになり、寝違えも起こらなくなってくるのです。

 

痛くないところから施術します

痛いところは触らず、首から遠い場所を緩めるのが安全です。
軽症の場合は、足の指を丁寧にマサージを行うことで軽減します。

頚椎7番と胸椎1の食い違いがあるので、その歪みを取るように施術します。
首には直接負担のこない矯正を行い、全身の調整をします。

 

施術例

(1)中学1年生の患者さん

数日前に寝違えて、なかなか痛みが取れないとのことで来院されました。

施術前

  • 身体の中心がずれています。
  • 骨盤の高さもかなり違います。

1回目施術後

  • 中心が整い、骨盤の高さもほぼ揃いました。

(2)中学3年生の患者さん

体育の授業中にマット運動をしていて、急に首が痛くなり、回すことが出来なくなってしまった。歩くのも、車に乗るのも振動がつらくて来院しました。

写真は、首の歪み、可動性などをチェックしているところ。
首の痛みが激しいため、首は動かさず、下肢の調整と骨盤の調整を行いました。

予防体操 治療風景 治療前後

子供に多い症状

痛くない整体
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