予防の体操
体操は、できれば全身の映る大きな鏡の前で行いましょう。
体がねじれたり、左右に違いが出ないように、大人にチェックしてもらいながら行いましょう。
上肢の体操
1. 足を肩幅に開いて立ちます。 |
2. 自分の短い方の手を上げます。 |
3. 長い方の手で、短い方の手首を持ちます。 |
4. 長い方の手側に身体を倒します。 そのままゆっくり3呼吸。 |
5. ゆっくり元に戻します。 |
6. 両手を下げます。 |
7. 今度は、逆に、長い方の手を上げ、短い方の手で、長い方の手首を持ちます。 |
8. 短い手側に身体を倒します。 そのままゆっくり3呼吸。 |
9. ゆっくり元に戻します。 |
10. 両手を下げます。 |
この動きを、2セット行います。
ポイント
- 身体を横に倒すときは、わき腹がつっぱるのを感じる程度にし、それ以上無理に倒さないように。
- 身体を真っ直ぐ横に倒すように。前や後ろに傾かないように。
- 顔は、両手の中心に位置するように。首を無理に曲げないこと。
肩関節を伸ばす体操
1. 足を肩幅に開いて立ちます。 (肩を開くような感じ) |
2. 両手を身体の後ろで組みます。 肘を伸ばし、後ろ側に引き込むように腕を持ち上げます。(胸を張る感じ) そのままゆっくり3呼吸し、力を抜きます。 |
この動きを、2セット行います。
ポイント
- 後ろで手を組むとき、手のひらが真っ直ぐになるように注意してください。
- 下敷きのようなものを挟んで、チェックしてみてください。
- 肩の高さが同じになるように注意しましょう。
股関節を開く体操
1. 足の裏を合わせて、つま先を両手で持ち、身体のほうに引き寄せます。 |
2. 足先を抱え込むような感じで、息を吐きながらゆっくり身体を前に倒します。 そのままゆっくり3呼吸。 |
3. 息を吐きながら元に戻ります。 |
この動きを、2セット行います。
ポイント
- 足の裏が真っ直ぐ合わせるように注意してください。
- 下敷きのようなものを挟んでチェックしてみてください。