A)逆流性食道炎の患者さんは、猫背で肋骨が歪んでいる場合がほとんどです。
肋骨が歪むと、横隔膜が歪み、横隔膜を通っている食道も捻れてしまいます。食道と胃の境目に歪みがあれば、胃酸が逆流しやすくなりますし、捻れた食道は炎症を起こしやすくなります。
ですから、歪みを取れば、徐々に炎症も治まり、症状は軽くなっていきます。
当院では3~4回の治療で、効果を感じる患者さんが多いです。
逆流性食道炎は、生活習慣やストレスなどとも深く関係していますので、歪みをとると同時に、生活習慣を整える(遅い時間に食事をしない、暴飲暴食しない、睡眠を十分にとる)ことと、ストレスを上手に発散するように工夫することが大切です。
様々な要因が重なって起こる症状ですので、すぐに完治させるのは難しいですが、少しでも症状が軽くなれば、気持ちも前向きになり、身体も良い方向へ向かいます。
A)身体の状態により、個人差がありますが、最初は、1週間に1回を一ヶ月くらい。その後は、2週間に1回、3週間に1回と、状態に合わせて間隔を開けて行く場合が多いです。
症状が軽くなると、通院をやめてしまう方が多いですが、出来れば、一ヶ月に一度は、身体を整えに通っていただくのが理想です。症状の再発防止になります。
A) 左右の筋肉や神経のバランスが崩れると、身体が歪み、いろいろな不調が出てきます。
当院の治療は、主に手足の筋肉や神経を刺激することにより、身体全体の崩れたバランスを整えていく療法です。
胃が痛いから胃の治療をするということではなく、全身の歪みを取ることによって、内臓が本来の位置・形に戻り、きちんと動くようにするのです。
人間の体には、自然治癒力がありますから、その力を引き出すようにアプローチしていきます。
身体の歪みが取れて行くに従い、全身の体調が良くなっていくのが特徴です。
A)当院は医療機関ではないので、レントゲン等の設備がありません。逆流性食道炎だと思っていたけど、実は違う病気だったということもありますので、まずは、病院で検査を受けてください。
長く病院へ通っているのに良くならない、と当院へいらっしゃる患者さんがとても多いですが、できれば病院での経過観察と当院の治療を並行していただくのが理想です。
A)季節の変わり目や体調により、症状が一時的に悪化することもありますので、つらい時には病院で処方されたお薬を飲むことも必要かと思います。
A) 整体にもいろいろな手法があり、中には、きちんとした知識を持たない先生が、2~3日の研修を受けただけで施術をしているような整体院もあるようです。当院のスタッフは、20年以上の経験があり、病院での勤務実績もある先生ばかりですのでご安心下さい。
どの分野でもいろいろな考え方があり、同じ病気に対するアプローチの方法も様々です。
当院にご来院の際は、ホームページをしっかりご覧になり、納得されてからいらしてください。
A)食生活に気をつけましょう…暴飲暴食は厳禁です。夜遅くの食事は避けたいですが、どうしてもの場合は、消化の良いものを少し食べるように。
生活リズムを整えましょう…睡眠不足は万病の元です。最低6時間は眠ること。
ストレスを感じやすい方は、なにか趣味を持ったり、身体を動かしたりして、できるだけストレスを溜めないように工夫しましょう。
たばこを吸っている方は、できれば禁煙しましょう。
A)逆流性食道炎の患者さんは、肋間筋が硬く、特に後ろに反る(胸を張る)のが苦手な方が多いので、肋間筋を柔軟にする運動をすると良いです。
と言っても、その運動だけするのではなく、体全体をバランスよく動かした方が良いので、お勧めなのが、ラジオ体操です。
ラジオ体操をしっかりとやると、かなり効果的な運動になります。
出来れば、鏡の前で自分の姿を見ながら動いてみて下さい。最初の頃は、左右のバランスが悪かったり、きちんとした動きが出来ないと思いす。
歪みが取れていくと、だんだんと動きが良くなり、キレイな体操が出来る様になります。逆流性食道炎の症状も軽くなっていることと思います。
鈴木薬手院院長の監修記事が掲載されています。
「逆流止めストレッチ」のコーナー8ページにわたり、体操や体験談など。
是非、ご覧ください。