膝の痛み、変形性膝関節炎

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膝の痛み(変形性膝関節症)

膝の痛みには、軟骨がすり減って起こるもの、半月版損傷、靭帯損傷など、様々なものがあります。

加齢によって起こりやすいのが、軟骨のすり減りで、クッションの役割をしている軟骨が薄くなると、骨同士が直接こすれ合って痛みがでます。
ひどくなると、変形性膝関節症になる場合もあります。

若い人にも起こりやすいのが、半月版損傷や靭帯損傷です。
激しいスポーツをしていたり、膝を曲げ伸ばしする重労働や、事故などで起こる場合が多いです。

膝が痛くて歩くのがつらいと、日常生活に大変な支障が出ますから、早目のケアを心がけましょう。

 

女性に多い膝の痛み

膝の痛みは、女性に多く発症します。それには、いくつかの要因が考えられます。

  1. 横座りをする(膝を歪ませる)
  2. 骨盤の構造の違い(横に広く低い)
  3. 妊娠の時に膝に大きな加重がかかる
  4. お産の時の骨盤の歪み
  5. 赤ちゃんを抱っこする時の負担

男性に比べて筋力が弱いことも、女性に膝痛が多い原因の一つと言えます。

 

主な症状

加齢とともに軟骨がすり減り、膝関節の隙間が狭くなると、関節の可動性が悪くなってきます。

曲げ伸ばしがしずらく、正座ができなくなります。

さらに進んで軟骨がほぼなくなり、骨同士が直接こすれるようになると、激しい痛みが起こり、歩くのが困難になります。

骨同士がこすれることで、骨にギザギザ(骨棘)ができたり、こすれて欠けた骨が関節の間に挟まって、膝が動かせなくなることもあります。

骨がこすれ合うくらいの状態になると、変形性膝関節症と病名が付くことが多いです。

変形性膝関節症の症状

変形性膝関節症の症状は、次の動作をするときに、痛みがあったり違和感を感じます。

  • 椅子から立ち上がる時
  • 階段を降りる時
  • 床から立ち上がる時
  • 歩き始め
  • 長い時間、歩いた後など

初期は、膝の違和感や筋肉の張り程度から始まります。この頃は、特に病名は付かず、「軟骨が減っている状態」と言われることが多いようです。

じわじわと進行し、軟骨や半月版が摩耗して、膝関節が正常な動きができなくなると「変形性膝関節症」となります。
更年期の女性に多く見られます。

炎症によって膝関節が腫れたり、関節内に水がたまることもあります。 悪化すると外科的手術を行う場合もあります。

オーバーユースなどによる炎症

オーバーユース(膝の使いすぎ)による靭帯や筋肉の炎症は、運動中や運動後に違和感や疼痛を感じます。
症状が軽ければ、運動をやめれば痛みも消えますが、ひどくなると、運動後もなかなか痛みが引かなくなります。

事故などによる膝の障害は、主に、内側側副靱帯損傷、前十字靱帯損傷、半月板損傷などです。
損傷したときは、強烈な痛みがあり、歩けなくなることが多いです。内出血を起こしたり、水が溜まって腫れることもあります。

膝の損傷は、初期のうちにきちんとケアをしないと、慢性化し、その運動が出来なくなってしまうばかりか、後に変形性膝関節症に移行してしまう場合もありますから、注意が必要です。

膝に水が溜まる…とは?

「膝に水がたまっちゃって、病院で抜いてもらった」と聞くことがありますね。

この「水」というのは、関節を包んでいる関節包の中の滑液(カツエキ)と呼ばれる、膝関節をスムーズに動かすための潤滑油の役割を果たすものなのですが、膝に炎症が起こると、滑液が過剰に分泌されてしまうのです。

・軟骨がすり減り、骨同士がこすれて炎症を起こした場合。
・ケガなどで関節に炎症が起きた場合。
・病気(関節リュウマチなど)で関節に炎症が起きた場合。
・スポーツや重労働で膝を酷使して炎症を起こした場合。

膝に水がたまると、関節が不安定になり、関節がうまく動かなくなったり痛みが出ます。水がたまることで血流も悪くなり、ますます状態が悪くなっていきます。

施術方は、まずは過剰な水を抜き、薬で炎症を鎮めます。
これでだいぶ良くなる場合が多いのですが…膝の炎症の原因を治さなければ、また時期に炎症がぶり返して水が溜まってきます。

何度も水が溜まる場合や、ケガが治ってもいつまでも水が溜まってしまう場合は、一度、しっかりと体の歪みをチェックしましょう。

主な原因

膝痛(変形性膝関節症)は、疲労の積み重ねや肥満、運動不足などのいろいろな要因から、膝に偏った加重がかり、膝関節のクッションの役割をしている軟骨や半月板が磨耗することによって起こります。
急に起こるわけではなく、何年もかけてじわじわと進行します。

  • 肥満
  • 筋肉の衰え(運動不足)
  • O脚
  • 膝や腰に無理な運動
  • 重たい荷物を不自然な形で持つ仕事
  • 片寄った作業の多い方
  • 膝の外傷(以前傷めたことがある)

O脚・X脚

O脚やX脚は、膝の関節が本来の位置からずれてしまっているため、普通に歩くだけでも膝に負担がかかります。
O脚の人は膝の内側に、X脚の人は膝の外側に重心がずれるので、そちら側の軟骨が磨り減ってしまいます。
筋力が衰えると、O脚・X脚がひどくなり、ますます膝に負担がかかります。
O脚のページもご覧ください。

外傷など

膝の外傷は、オーバーユース(使いすぎ)によるスポーツ障害、事故などによる損傷の2つです。
いづれも、きちんと施術すれば、炎症自体は完治または症状が軽くなります。

しかし、特にオーバーユースの場合、ただ単に使いすぎたために起こるのではなく、偏った身体の使い方や、姿勢の悪さなどからくるバランスの崩れが膝に負担をかけているために起こることが多いので、炎症が治ったとしても、根本原因である身体のバランスを治さなければ、再発する可能性が高くなります。
同じ場所を痛めることが続くと、『癖になった』と言ったりしますね。体のバランスが悪いために、その部分に負担がかかっていて、同じところを何度も傷めてしまうわけです。

また、事故などで膝を傷めた場合、靭帯や筋肉のバランスが崩れ、それが全身に波及します。膝に限らず、身体のどこかを傷めると、その部分を補おうと全身で調整するために身体が歪むのです。

ですから、過去に大きな怪我をしたことがある人は、変形性股関節症になりやすい身体だということです。

普段の生活での歪み

生活環境や、仕事や、スポーツで、偏った姿勢や動きを常にしている場合も、身体のバランスが崩れて、膝に不自然な負担がかかります。

施術

膝が痛くなったら、整形外科へかかるのが一般的です。
整形外科では、運動療法、理学療法、薬物療法が取られます。

・運動療法 … 歩き方の指導、ストレッチ、筋力アップなど
・理学療法 … 赤外線施術、マッサージなど
・薬物療法 … 炎症を抑える薬、痛み止めなど

膝が痛いからと言って、動かさずにいると、ますます膝関節が動かなくなってしまいます。
その時の状態に合わせて、適切な運動療法を取り入れるのが主な施術法です。

また、サポーターなどを利用する場合も多いですが、ずっとサポーターをしているとそれに頼ってしまい、筋力がつかないので注意が必要です。痛み(炎症)がおさまったら、サポーターははずして、リハビリを始めましょう。

当院での施術

当院では、膝にかかる不自然な負担を減らすために、全身のバランスを整えていきます。

膝が痛くなる患者さんは、身体のS字カーブが乱れていて、骨盤も歪んでいます。
長年の悪い姿勢や習慣が、身体を歪ませているのです。

姿勢が良くなると、歩き方も変わってきます。膝に負担の少ない歩き方が出来れば、膝痛も改善していきます。

その時の状態に合わせて、体操などの指導も行います。

異常

膝は90度以上曲がっていますが、足首の角度が左右で違い、曲げたときのかかとが、体の中心からずれています。

 

正常

両足がバランスよく90度以上曲がり、かつ、足首の角度が揃っています。

 

予防と改善

膝の変形が軽度の方で、膝関節の可動性が本来の半分程度ある方は、日常生活を見直すだけで、膝痛もかなり改善されます。

食生活の改善・・・肥満の解消
肥満の方は、食生活を見直して、体重を減らしましょう。
規則正しく3食を摂り、身体の調子を整えましょう。

身体を動を動かそう

■初級
ウォーキングからスタートしましょう。次の日に疲れない程度にしましょう。

■中級
少し早いスピードでウォーキングをし、身体のストレッチをしましょう。

■中上級
骨盤の周囲の筋肉を動かしましょう。(相撲取りの四股を踏む運動がオススメ)
ウォーキング+腕の大きな動きを入れましょう。
プールでの歩行は、膝に負担をかけずに動かすことができるので、とっても効果的です。

身体を動かした後は、全身を軽くストレッチしましょう!!

ジョギングに注意!

健康のためと、急にジョギングを始めて膝を痛める人が多いです。
ジョギングに耐えられる筋肉が付いていない状態で、無理に行うと、膝に負担がかかります。
必ず、ウォーキングなどの軽い運動から初めて、徐々に筋肉をつけて行きましょう。

太ももの筋肉を鍛えよう

膝関節の周りには、太ももの大きな筋肉が付着しています。
その筋肉を鍛えると、関節が安定し、膝痛の改善につながります。

  • 大腿四頭筋 … イスに座って、片足を上げて、10秒キープ。
  • 内側広筋 … 床に座り、片足を、膝を外側に開くようにして前に出します。膝を少し浮かせて、タオルや柔らかいボールなどを膝下に入れます。このとき、かかとは床につけます。太ももの内側の筋肉を意識しながら、膝を床に押し付けて10秒キープ。

痛みのあるときは止めましょう。痛み(炎症)がおさまったら、無理の無いように、徐々にトレーニングを進めてください。


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