股関節の痛み
股関節痛は、膝痛と並んで、中高年の方にとても多い症状です。痛みがひどくなる前に、早めにケアをしておくことが大切です。
「痛くないけど違和感がある」
「歩き方がおかしいと言われた」
などがありましたらお早めにご相談ください。
股関節周りの疾患
股関節痛は、変形性股関節症をはじめとする整形外科的な疾患によって起こることがあります。
代表的なものとしては、以下のような疾患が知られています。
成長・構造に関わるもの
- 先天性股関節脱臼(成人・乳児)
- 臼蓋形成不全症
- ペルテス病
- 大腿骨頭すべり症
変形・障害に関わるもの
- 変形性股関節症
- 外反股
- 大腿骨頭壊死(特発性を含む)
スポーツ・外傷・その他
- 弾発股(弾撥股)
- 恥骨骨炎(グロインペイン症候群)
- 仙腸関節の障害
- 股関節頸部骨折・捻挫
ただし、実際にはこれらの疾患名に当てはまらない場合でも、
骨盤や背骨のバランスの乱れによって股関節に痛みが出ているケースも多く見られます。
股関節の不快な症状
当院にご相談いただく方には、次のような症状がよく見られます。
▼動作時に出る症状
- 歩き始めに痛みがある
- 階段の上り下りがつらい
- 動かすとポキポキ・ゴリゴリ音がする
▼日常生活での違和感
- 立っていると股関節に違和感やハリを感じる
- 足のむくみ
- 股関節が硬く、開きにくい
▼関連して出やすい症状
- 腰痛・肩こり・頭痛が同時に出ている
股関節の痛みの根本原因
股関節そのものに原因があるケースは多くありません。
多くの場合、骨盤や背骨など全身のバランスの乱れが股関節に負担として現れています。
股関節は、体の重みを受け止める“要”の関節です。
そのため、身体のどこかに歪みがあると、股関節にしわ寄せが起こります。
また、スポーツをしていて股関節傷める人も多いですが、突発的なケガなどは別として、普通に運動をしていただけなのに股関節に不調が出た場合は、歪みのせいで正しいフォームが取れない状態で繰り返し運動を行ったためだと考えられます。
オーバーユース(使いすぎ)・マルユース(間違った使い方)を起こしやすいスポーツ
ゴルフ、テニス、サッカー、バレエ(ダンス)、スキー、スノーボード、サーフィン など。
フットサル、バスケットボール、卓球 など、体育館でキュッキュと動くスポーツ。
股関節の形の違い
股関節は、人によって形や構造に個人差があります。
骨盤の大きさや臼蓋の深さ、左右差などがあり、同じように動かしても負担のかかり方は人それぞれです。
そのため、一般的に良いとされるストレッチやトレーニングでも、体に合わない場合はかえって痛みの原因になることがあります。
無理に柔らかくするのではなく、ご自身の体に合った状態を保つことが大切です。
股関節の施術
当院では、どういった歪みが、股関節の痛みの原因となっているのかを見極め、その部分の歪みやこわばりを取り除くように施術していきます。
股関節の痛みに悪影響を及ぼしていると考えられる部位
- へそ横の筋肉(腹直筋)の緊張
- 鼠径靭帯の上側と下側のこわばり
- 股関節周りの硬さ
- 太もも周辺の筋肉の緊張
- 肩周りの筋肉の緊張
【…院長より…】
私は、股関節に相関関係にある肩関節が大事だと考えます。
四足の動物を考えるとわかりやすいと思います。前足と後ろ足で上手にバランスを取って歩いていますね。
人間は四足では歩きませんが、やはり本来の前足である腕・肩でバランスをとることによって歩いているのです。(歩くとき、必ず肩も動きます。)
ですから、肩関節を正常な形に整えることで、股関節もスムーズに動かせるようになっていきます。
当院では、基本的に、痛みの伴う箇所は最後に調整し、身体に負担をかけない施術を行います。
上半身を中心に調整をし、骨盤が揃った段階で、変形していない側を調整していきます。(基本的に、変形している患部は使わずに他の関節で調整していきます。)
股関節の痛みは、原因がはっきりしないまま長引いてしまうことも少なくありません。
当院では、股関節だけでなく骨盤・背骨・肩関節など全身のバランスを確認しながら、根本的な原因に対して施術を行っています。
「このまま様子を見ていいのか不安」
「病院では異常なしと言われたが痛みが続いている」
そのような方も、お気軽にご相談ください。