肋間神経痛

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肋間神経痛

肋間神経痛は、肋骨を中心に分布する肋間神経が痛む症状です。病名ではありません。

激しい胸の痛みが急に起こり、数秒から数分続きます。それを数回繰り返すこともあります。
神経痛には、原因が不明な原発性神経痛と、原因が明らかな続発性神経痛の2種類があります。

原発性の肋間神経痛は、原因が明らかでない神経痛です。

続発性の肋間神経痛は、病気や外傷などが原因で起こるものです。原因となる病気などが改善されなければ、繰り返し神経痛が起こります。

また、肋間神経痛と似たような症状で、肺気胸や狭心症という病気の可能性もありますので、胸の痛みが、たびたび繰り返すようでしたら、きちんと医療機関を受診してください。

主な原因

原発性の肋間神経痛は、ストレス・疲労・不自然な姿勢を長くとっていたことによって起こることがあります。

不自然な姿勢が原因の場合は、姿勢を正せば治ります。
胸部に何らかの圧力が加わった場合などに起こることもありますが、それも原因を取り除いてあげれば治ります。
ストレス・疲労が原因の場合は、ゆっくりと休養をとりましょう。

続発性の肋間神経痛は、病気など原因がありますので、病気を突き止めてきちんと施術しましょう。

 

肋間神経痛を起こす病気などの例

  • 帯状疱疹(ヘルペス)
  • 肋骨骨折(ひび)
  • 交通事故などの後遺症
  • 椎間板ヘルニア
  • 側湾症などの脊柱の変形

施術

症状が出たときには、一般的には、鎮痛剤を使ったり、湿布を貼って様子を見ます。

続発性の肋間神経痛の場合は、原因となる病気の施術をしましょう。
病気が治っても、まれに後遺症として神経痛が残る場合があります。特に、交通事故や外傷などの場合は、後遺症が残りやすいです。

突発性肋間神経痛で多いのは、姿勢によるものです。不自然な姿勢を長く続けていたために、肋骨部分が歪み、神経痛として現れるのです。
骨盤の歪み、背骨の歪みが関係している場合も多いです。

ゆがみが原因の場合

病院で検査をしても病気が見つからず、原因もわからないという場合は、体の歪みが原因であることが考えられます。

体全体のバランスを整えて、姿勢を正せば、肋間神経痛は軽減していきます。

事故などの後遺症も、傷そのものは治っていても、バランスの崩れが残っているために症状が出ていると考えられますので、バランスを整えることによって軽くなっていきます。


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