股関節痛 ストレッチと正常な可動域
股関節のゆがみを改善するストレッチ
正座が出来る人は、このストレッチを行ってみましょう。
きちんと出来ていれば、1~2セット行えば十分です。
回数を行うよりも、正確に行うほうが大切です。
上のストレッチは、下記の可動域を改善するのに有効です。
初めに股関節の可動域をチェックしてから、ストレッチを行い、終わってから再度可動域をチェックしてください。
可動域が正常に修復されていれば、ストレッチがきちんと出来ています。
簡単そうに見えて、正確に行うには難しいストレッチです。行ってみても変化を感じられない方はご相談下さい。
股関節の正常な可動域
股関節は、球関節と呼ばれる形をしていて、あらゆる方向へ動かすことが出来ます。
この関節がスムーズに動くことによって、歩く、座る、などの日常の動作が滑らかに行えるのです。
個人差はありますが、通常の股関節の可動域は、図のとおりです。
- 屈曲120度
- 伸展20度
- 外転45度
- 内転20度
- 外旋45度
- 内旋45度
- 胡坐をかいて、膝が床から20センチ以内
股関節痛の方は、股関節周りの筋肉が硬くなっているために、関節の動きが制限され、図のような動きができなかったり痛みが出たりします。
左右差があるかどうかもしっかりチェックしてください。
どの動きで制限が出る(痛かったり、やりづらい)のかをチェックして、硬くなっている(緊張している)筋肉を見極め、緩めてあげることが大切です。